マンション管理士試験の受験申込/試験日/合格点のまとめ
マンション管理士試験の受験資格や申し込み方法など受験前に抑えておきたいポイントをまとめてみました。
試験勉強に没頭しすぎてウッカリ申込みするのを忘れてしまった、、なんてことにならないように、これからマンション管理士を目指す方はざっと目を通しておいてください^^
マンション管理士試験の概要
マンション管理士試験とは? | マンション管理士試験は、国土交通大臣が実施する国家試験です。 試験の運営については「公益財団法人マンション管理センター」に委任されており、受験申込や試験日の情報などはこちらのマンション管理センターの公式ホームページで開示されます。 |
受験資格について | 年齢、学歴、国籍等の制約はありません。 誰でも受験することが出来ます! |
試験の公告 | 毎年6月初旬に国土交通大臣より官報にて公告されます。 |
試験の申込みについて | 申込みについては、受験手数料をマンション管理センターが指定する払込用紙等を用いて、ゆうちょ銀行・郵便局の振替払込み、または銀行の振込みにより納付し、受験申し込み書類を試験の申込期間内(最終日当日の消印有効)にマンション管理センターへ郵送します。 なお、試験の申込み期間は毎年9月上旬から下旬までとなっております。 |
受験料 | 9,400円 |
試験日 | 年1回、11月最終の日曜日に次の時間で実施されます。 ・午後1時~午後3時(2時間) ※ただし、試験の一部免除者は、午後1時10分~午後3時(1時間50分) |
試験会場 | 試験地は札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市並びにこれら周辺地域から希望できますが、試験会場は希望できず、受験申込者本人への受験票の発送をもって告知されます。 |
試験形式 | 会場受験 試験方法は、四肢択一のマークシート方式(50問) ※一部免除者は45問 |
試験中持ち込めるもの |
※六法や電卓などの持ち込みはNGです。 |
合格発表 | 翌年の1月中旬に合格者の氏名及び受験番号を国土交通大臣の官報で公告するとともに、マンション管理センターから各受験者へ合否通知書を送付するほか、マンション管理センターのホームページにおいて合格者の受験番号が掲載されます。 |
マンション管理士試験の出題内容と合格ライン
マンション管理士試験は、大きく分けて4つの科目に対して、実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。
各科目の詳細については以下となっております。
試験科目 | 出題内容 |
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マンションの管理に関する法令及び実務に関すること | 建物の区分所有等に関する法律、被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法、民法(取引、契約等マンション管理に関するもの)、不動産登記法、マンション標準管理規約、マンション標準管理委託契約、マンションの管理に関するその他の法律(建築基準法、都市計画法、消防法、住宅の品質管理の促進等に関する法律等)等 |
管理組合の運営の円滑化に関すること | 管理組合の組織と運営(集会の運営等)、管理組合の業務と役割(役員、理事会の役割等)、管理組合の苦情対応と対策、管理組合の訴訟と裁判判例、管理組合の会計 等 |
マンションの建物及び付属施設の形質及び構造に関すること | マンションの構造・設備、長期修繕計画、建物設備の診断、大規模修繕 等 |
マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること | マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針 等 |
※法令は、例年その年の4月1日現在に施行されている法令を基準として出題されます
試験の合格点について
合格ラインについては毎年変動しており、問題全50問中34~38問正解で合格となっております。過去10年で38問正解を越えたことがないことから、38問正解が合格のボーダーラインと言えるでしょう。(平成26年の合格点は36点でした)
試験の一部免除について
管理業務主任者試験の合格者については、試験の一部免除の申請をすることが出来ます。
免除対象となる問題範囲は、マンション管理適正化法に関する問46~50までの5問です。(5問正解と同じ扱いになります)
マンション管理士試験の最新情報は公式サイトでチェックしよう!
マンション管理士試験の受験要項、申込み、結果発表など試験に関するあらゆる情報については、「公益財団法人マンション管理センター」の公式サイトに逐一情報がアップされますので、まずはこちらをチェックするようにしてください。